AV業界ブログ
AV女優として長く働き続けるには何を心がけたら良い
AV女優はプロダクションに所属して仕事をすることになるのですが、プロダクションが望むこととして「長く働いてくれること」ということがあります。
もちろん女優にはそれぞれの事情があるので、絶対に働かなければならないということはないのですが、長く働きたいという女優も数多くいます。
そこでここではAV女優として長く働いていくための秘訣を紹介していきたいと思います。
1.AV女優の活動期間は短い
AV女優は毎年5000人ほどがデビューしており、ほぼ同数が引退していっています。
そのため、入れ替わりが激しく平均すると2~3年の活動期間だと言われています。
しかしその中にはある程度の人気と知名度を誇って、10年近くも人気女優として活躍しているような女優も含まれています。
人気がなかなか出ない企画女優の中には1年もしないうちに引退する女優が数多くいるのです。
もちろん引退の理由はその女優によって違っています。
人気が出なかったために仕事のオファーが来なくなった、もともと一時的に仕事をするつもりだった、顔バレや身バレした、目標としてたお金が貯まったなど色々とあります。
しかしそれは必ずしもプロダクションが望んでいることではありません。
2.プロダクションとしては長く続けてほしい
プロダクションは1人のAV女優と契約をするのに面接をしたり、スカウトを使ったりしていくことになります。
その途中では当然手間や人件費、経費などもかかっています。
そして契約した新人はメーカーに売り込みをかけることになります。
そのためには宣材写真を撮影して、女優のプロフィールを作り、営業をすることになります。
ここまでしてデビューさせた女優がすぐに引退してしまっていては、プロダクションにはまったく利益になりません。
もちろん女優が長く仕事を続けて、段取りを覚えてくればそれだけ付き添ったりするマネジメントも楽になってくることになります。
そうして時間や手間がそれほどかからなくなってくると、その分を他の新人女優の教育に回すことができるようになります。
そのため、プロダクションとしてはできれば長く仕事を続けてほしいということになるのです。
しかしその反面、プロダクションとして引退したいという女優を無理に引き留めることもありません。
絶大な人気を誇っている単体女優などであれば別ですが、そうでない女優を無理に引き留めている時間はなく、それなら他の女優に時間をかけたいということになります。
また、プロダクションと女優の関係は会社と社員という関係ではありません。
あくまでも「雇用契約」ではなく「マネジメント契約」を結んでいる関係です。
社員でもない女優を無理に引き留めて仕事をさせたりすれば、後でトラブルになるかもしれないのです。
そのため、プロダクションは引退したいという女優を無理に引き留めることはありません。
あるとすれば単体女優として人気が落ちてきた女優に企画女優、企画単体女優としての仕事を紹介するくらいです。
3.長く続けるのに必要なのはモチベーション
AV女優として長く仕事を続けていくのに必要になるのはそれぞれの立場におけるモチベーションです。
例えば新人企画女優であれば、「これから人気が出るようにがんばろう」「どんどん仕事を覚えていこう」「色々な作品に出演して人脈を作っていこう」ということがモチベーションになります。
ある程度の中堅になってくると、「さらに上を目指していこう」「単体女優として活躍できるようになろう」「イベント、バラエティー番組への出演など仕事の幅を広げていこう」ということになります。
そして単体女優になってくると「企画女優とは違う特別な存在である」とプライドを刺激することでモチベーションを上げていきます。
こうして新人から単体女優に進んでいく間は比較的モチベーションは保ちやすいのです。
問題は人気が落ちてきたとき、仕事のオファーが減ってきたときです。
特に単体女優として活躍していた女優が人気が落ちてきて専属契約が切れるときなどは、一気にやる気をなくしてしまうことが多くあります。
そのまま放っておくと引退ということもよくあるのです。
そんな際に長く続けてもらうには「企画女優」「企画単体女優」への転身です。
この場合は、
- 新人に色々教えてあげてほしい
- 出演本数の縛りがなくなるので、もっと作品に出演できるようになる
- 新人では荷が重い役を演じてほしい
というように「経験がある」ということを活かして仕事をすることをモチベーションにつなげていくのです。
やはり単体女優として仕事をしていた女優ですので絶対的な経験があります。
それを活かして仕事をしていくことは決して不利になることではないのです。
4.年齢は引退の理由にはならなくなってきている
以前は人気の単体女優と言えば若くてかわいくてスタイルが良い女優というのが一般的でした。
そしてある程度の年齢になったら引退して他の道を探していたのです。
しかし、最近の人気単体女優を見ていくと、すでに活躍期間が5年以上という女優が多く、中には10年もトップクラスに君臨しているような女優も数多くいます。
人気AV女優が多く出演しているテレビ番組などを見ていても、かなり活躍期間が長い女優たちが多く出ていることがわかります。
これはその女優が若さを保ち続けているということもありますし、AV作品のジャンルが多様化しているということもあります。
昔は若くてかわいい女優がセックスをするという王道の作品が多かったのですが、最近では「会社もの」「姉系、妹系」「熟女もの」「未亡人もの」など細かくジャンルが分かれてきています。
ということはそれだけ、年齢や容姿の幅も広がってきているということになるのです。
30歳には30歳でなければ演じられない役があるのです。
そうなると年齢というのは引退の理由にならなくなってきているのです。
5.人脈とコミュニケーションはやはり重要である
AV女優という仕事を続けていくのに重要なことにコミュニケーション能力というものがあります。
AVの作品は女優と男優だけ居ればできるというものではありません。
撮影場所や撮影時間をセッティングする人、監督、カメラマン、メイク、スタイリスト、など現場の多くの人の手で作品が完成し、完成した作品はメーカーやプロダクションが宣伝、販売戦略を行うことで販売されていきます。
1つの作品を作るのにこれだけ多くの人が関わっているのです。
そうした人たちとうまくコミュニケーションをとって仕事ができて、「また一緒に仕事をしたい」と思われるか「二度と関わりたくない」と思われるかで、それからのAV女優としての仕事は変わってくることになります。
それはAV女優という仕事の発生の仕方に関係しています。
AV女優は「個人事業主」であり、プロダクションはマネジメントをするだけです。
仕事のオファーが来るかどうかは最後には女優自身の問題であり、責任となってくるのです。
現場のスタッフやメーカーの人からの信頼があって、また仕事をしたいと思われていれば次の仕事のオファーがくるでしょう。
もう仕事をしたくないと思われていれば、いくら容姿が良くても仕事のオファーは来ないということになります。
やはりAV女優の仕事を長く続けていく上で、人脈、コミュニケーションというのは欠かせないものだと言えます。
6.まとめ
以前ほど、若くなくてはいけない、美人でスタイルがよくなくてはいけないという固定概念はなくなってきており、ジャンルが細分化されてきたことで年齢や容姿は長く仕事を続けていくのに影響しなくなってきています。
その分、本人のモチベーションやスタッフとの関係性が重視されるようになってきていると言えます。
長く仕事を続けていくために、そういったことを心掛けていきましょう。