AV業界ブログ
妊婦ものAVは本当に妊婦さんが演じている?
近年AVの作品はますますジャンルが増加しています。
「巨乳」「女子高生」「ギャル」「熟女」などの人気ジャンルから、マニアックなものまでさまざまな作品が作られています。
その中には「妊婦」というジャンルがあります。
ここではその「妊婦もの」のAV作品について紹介していきたいと思います。
1.どういった女性が妊婦ものの作品に出演しているのか
「妊婦もののAVに参加しているのは本物の妊婦か」という疑問に関してですが、他の条件であれば演出でごまかしたりすることもできますが、妊婦の体型はごまかすということが非常に困難なため、ほぼ間違いなく妊婦です。
ではどういった女性が出演しているのでしょうか。
まず考えられるのは、もともとAV女優としての仕事の経験がある女性です。
AVに参加していた女性が妊娠したので「妊婦もの」の作品に出演するというパターンであれば、それほど不思議なことはないように思えます。
もう一つはプロダクションに「妊婦もの」に出演するために応募してくるというパターンです。
プロダクションとしては、その女性を妊婦ものの作品を作っているメーカーに売り込むことでスムーズにキャスティングが決まるというメリットがあります。
妊婦でAVに出演しようという女性の絶対数が少ないために、ここは比較的すんなり決まることが多いようです。
特徴としては妊婦であることが絶対条件となりますので、撮影を早い段階で行ってしまうということがあります。
もともと妊娠しているために、生ハメで中出しというのがほぼセットであります。
2.どういった女性が好まれているか
「妊婦もの」というジャンルを好むのはかなりマニアな人たちということもあって、できるだけ出産が近い臨月寸前の女性が好まれています。
また、妊婦ものの中にもいくつか種類があり、
・もともとAV女優だった女性
・ロリ系の女性
・熟女の女性
・美少女である妊婦
といった種類があり、それぞれに好みがあるようです。
その中でも「美女の妊婦」「美少女の妊婦」はかなり数が少ないために貴重とされています。
そして、妊婦ものを好む男性の中には妊婦に「母性」を感じるという人も多くいます。
そのため特に「優しさ」「癒し」を感じる雰囲気の妊婦が人気となっています。
また、近年芸能人の中にも妊婦は「美しいものである」という考えから「マタニティヌード」を公表している女性が増えています。
これは国内、国外を問わず広がっている傾向で、エロ雑誌などではなく、一般的な女性誌などに掲載されているという特徴があります。
妊婦に「美しさ」を求める人が増えているというのも関係していると言えます。
3.反対意見が多いジャンルでもある
妊婦もののAV作品はとにかく否定的な意見が多いジャンルでもあります。
その理由を順番に見ていきます。
3-1.漠然と「ありえない」と感じる
細かい理由はわからないが、「妊婦がAVに出るなどありえない」と漠然と感じる人が圧倒的に多いというのも事実です。
もちろんその中にもそれぞれ理由はあるのですが、それらを包括して「ありえない」と感じる人が多いのです。
また、精神的なものとして、妊婦ということはお腹に新しい命が育っています。
生で中出しをする場合などは、その新しい命に他人の男優の精液がかけられることになります。
これがイメージとして「ありえない」につながっている部分もあります。
3-2.妊婦は神聖なものと考える人が多い
妊娠するまでどういった生活をしていた女性であっても、妊娠した直後から「神聖なもの」として扱われるという傾向もあります。
新しい命を生み出す妊婦は聖母のようなものであり、そういった神聖な存在をAVに出演させて、他人がその行為を見るということに対して嫌悪感を覚えるというものです。
3-3.女性からの反対意見は特に多い
女性誌などに掲載されたアンケートによれば、「妊婦とセックスしようとする男性に対する不信感」「妊婦とのセックスに興奮する男性への嫌悪感」というものが圧倒的多数となっています。
一般的なジャンルのAVであれば見ることがあるという女性も、妊婦ものというジャンルは激しく嫌悪するという女性が多いのです。
もちろん出演している女性の自分の意思によって出演しているので、それ自体を否定することはできませんが、やはり女性からのイメージはかなり悪いものであることは間違いありません。
3-4.妊婦の母体への危険性
反対意見の中でも多いのがこの「危険性」です。
妊娠中は細菌感染しやすい、体力が落ちている、免疫が落ちているという状態のために、ハードな撮影になることがあるAVの出演が危険という考えがあるのです。
最近では「生で本番」とうたっていても、実際にはコンドームを付けているということが多くあります。
その部分はモザイクで見えないためです。
出演する際には、
・できるだけコンドームを付ける
・正常位などお腹に負担がかかる体位はしない
・長時間の挿入はしない
・激しいピストンを行わない
といったことに注意しなければいけません。
妊婦がAVに出演して病気になったり、流産したりした場合は、その妊婦に対する批判が大きいものになってしまうことが予測されます。
そのあたりも考えなければいけないでしょう。
また、実際に事故が起きているということも関係しています。
2009年に妊婦がAVに出演しようと撮影した際に、撮影後急に意識を失い、緊急搬送されたもののそのまま死亡したという事件が起きています。
直接的な原因は不明だったものの、AVの撮影によるものが原因であると報道されました。
特別にハードな撮影や長時間の撮影でなくてもやはり危険性があることは間違いないのです。
4.こういった時は撮影に参加しない
さまざまな事情で妊婦がAVに参加しているということがありますが、その中でもこういった時は撮影に参加しないようにするべきという状況があります。
4-1.プロダクションやメーカーが信頼できない
妊婦がAVに出演するにはリスクがあります。
そのリスクやプレイの内容、ケアなどについてしっかりとした説明がされない場合は撮影に参加しないようにしましょう。
配慮が足りない、充分にケアされないということが予測されるからです。
4-2.コンドームありの撮影にする
やはり生での本番行為は細菌感染などのリスクが高まります。
コンドームありでの撮影にしましょう。
もちろん、母体に負担がかからないような体位、プレイを心掛けることも重要です。
4-3.セックスできない状態の時は避ける
産婦人科などでセックスを避けるように指示されている場合はもちろん避けなければいけません。
「不正出血がある」「破水している」「胎盤の位置が低いと診断されている」「安静指示が出ている」といった時です。
こういった状態の時に撮影に参加することは女性自身にも、胎児にも、最終的には周囲のスタッフやメーカー、プロダクションにも迷惑がかかることになります。
こういった兆候がある場合は必ずプロダクションやスタッフに告げておきましょう。
まとめ
妊婦もののAVにはほとんどの作品で本物の妊婦が出演しています。
しかし、妊婦がAVに出演することには根強い反対意見があるのは間違いありませんし、危険性があることも確かです。
撮影に参加する場合は、そういった部分もしっかり理解した上で、安全面に最大限配慮するということが何より重要なのです。
WISHでも、そういった相談はいつでも受け付けています。