AV業界ブログ
AV女優で細く長く働くためのポイント
AV女優は1万人ほど居るとされており、毎年5000人ほどがデビューしていると言われています。
ということはそれだけの数が引退しているということにもなるのです。
実際にAV女優の活動期間は平均すると1年ほどと言われており、デビュー作が引退作になった女優も数多くいます。
そこでここではAV女優が細く長く活動していくためのポイントについて紹介していきたいと思います。
1.プロダクションは長く働いてほしい
これはAVのプロダクションに限ったことではなく、一般の会社でも同じことが言えることですが、勤めたからには長く働いてほしいという願いがプロダクションにはあります。
AV女優がプロダクションと契約するには応募、面接、説明、取り決め、契約、仕事の案内など多くのステップを踏んでいきます。
ここまでに多くの時間と労力がかかっているのです。
スカウトマンを使った場合などはさらに費用もかかっています。
こうして働きだした女優ですが、最初の方はいきなりプロダクションに多くの利益をもたらしてくれるわけではありません。
初期費用を考えると、順調に仕事をしていって、ある程度の本数に出ていくようになるとやっと収益が出てくるということになるのです。
そのため、デビュー作が引退作になるというような女優ばかりでは、プロダクションはまったく利益が出ないことになってしまいます。
プロダクションが「長く働いてくれる」女優を求めるにはそういった理由があるのです。
こうして数ヶ月から1年以上も仕事を続けていくようになると、当然仕事にも慣れてきますし、現場のスタッフやメーカーにも知り合いが増えてきます。
こうなると撮影のたびに必ずマネージャーが同行して見守るということをしなくても、女優だけで仕事に行って撮影をすることが可能になってきます。
どんどんと手間がかからないようになってくるとプロダクションとしてはありがたい女優になっていくのです。
しかし女優が「辞めたい」と言っているのにプロダクションが無理やり引き留めるということはトップクラスの女優でない限り、まずありません。
AV女優は契約はしているものの、プロダクションの社員ではありませんので、あくまでも自己の意志が優先されることとなります。
そのため、プロダクションが無理に引き留めるということはしないのです。
2.長く働いていくためのポイントはモチベーションとプライド
AV女優として長く働いていくためには、どれだけモチベーションを維持できるかという点が重要になります。
これから人気女優になりたい、有名になりたいという新人の時期はこういったことはあまり考えないかもしれません。
しかし、企画単体女優、単体女優として人気女優になると、今度はその立場を維持しなければならないようになります。
中には数年間トップクラスに君臨するような女優も居ますが、多くの女優は単体契約が切れると企画単体女優や企画女優として仕事をしていくことになります。
実はこのタイミングが「引退しやすい」タイミングでもあるのです。
単体契約が終了した際に、自分の人気が下降線であることを自覚し、それを機に引退してしまうというものです。
しかし、長く働くということを前提に考えるのであれば、「単体契約が終わっても企画女優として仕事を続けていく」女優が理想ということになります。
もちろん本人の引退の意志が強ければプロダクションがそれを止めることはありませんが、続けてほしいと願う女優に対しては、企画女優としての仕事を紹介してくれます。
ここでモチベーションを維持していくためのポイントとして、
・経験を積んで企画女優の仕事をすると新人の時とは世界が違う
・新人に指導する立場になってほしい
・もう一度上を目指すことができる
といったことがあります。
こういったことが仕事を続けていくモチベーションとなれば、単体契約が終わったとしても、仕事を続けていくことができるでしょう。
どういった部分にプライドを持つかはその女優によって違うのですが、そのプライドが良い方向に発揮されれば、気持ちよく仕事を続けていけるようになります。
また、女優の中には「お金が必要」「他の仕事をするつもりがない」といった現実的な理由でAVの仕事を続けていくこともあります。
これも一種のモチベーションであることは間違いありません。
これと関連することに「ファンへの対応」というものがあります。
長く人気が持続している女優の特徴として「ファンへの対応が良い」ということがあります。
人気が出てきてもファンにしっかりと対応をしていくことで、固定ファンとしていくことができるのです。
こうしたファンはその女優の単体契約が終わったりしても、変わらずに支えてくれるという可能性が高くなります。
もし単体契約が終わったとしても、出演していく作品の売り上げが良いのであれば、再び単体契約が結ばれることもありますし、企画単体女優、企画女優としても多くの出演依頼が来ることにもつながっていきます。
やはりファンあってのAV女優ですので、ここの対応をしっかりとしていくことがポイントだと言えるでしょう。
3.役柄は経験や年齢によって変化していく
AVの仕事を長く続けていくと出演する役柄も変化していきます。
若い女優であれば女子高生役、ギャル役などで出演することができますが、長く続けているベテラン女優になってくるとこういった役は難しくなってきます。
また、「素人もの」「ナンパもの」なども同じメーカーから何度も素人役で出演していれば不自然になっていきますので、何本も出演できるわけではありません。
ただ、近年長く続けていくことに追い風となっていることがあります。
それが「熟女」「人妻」というジャンルが大人気になっているということです。
若い女性役、お姉さん役などを踏まえて、次に「熟女」というジャンルで仕事ができるようになってくると需要が高いジャンルなだけに仕事を安定して行っていくことができるという状況があるのです。
現在、新しく発売されるAVの3~4割は「熟女」のジャンルのものであり、売上トップ20の女優のうち5人が30歳以上であるというデータもあります。
動画配信サイトでは「熟女」が検索ワードの1位になったり、「人妻」「NTR」といったジャンルと複合しやすいというメリットもあります。
こうしたジャンルで仕事をしていくことができるようになれば、AV女優として長く働いていくことが可能となってきます。
AV女優という仕事は始める際には年齢制限がありますが、終わる際には上限がない仕事でもあります。
中には80代でも現役でAV女優をしているという女優もいるのです。
そう考えれば、本人のモチベーションさえ続けば数十年続けていくことが可能な仕事だとも言えるかもしれません。
まとめ
AV女優として長く働いていくためには、モチベーションの持続や立場、年齢への対応などが正しくできるかということがポイントとなってきます。
理想は単体女優として長期間仕事をしていくことかもしれませんが、細く長くやっていくためには、その立場に応じて仕事を確実にしていくことが重要となります。
何か自分なりの仕事を続けていくモチベーションを明確にしていると仕事を続けていきやすいかもしれません。
また、どうすれば続けていけるかといったことについてはプロダクションと相談していくのも良い方法です。
WISHでもそういった相談はいつでも真摯に受けさせていただいています。