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AV業界ブログ

AV女優をやめた後、出演作品は消してもらえる?

AV女優は平均活動期間が非常に短い仕事と言われています。

人気女優でも数年ほど、短い場合はデビュー作が引退作になるということも普通にあります。

そうして引退した後に気になるのが、出演作品をインターネット上から消してもらえるのか、販売を停止してもらえるのかということです。

ここでは、AV女優を辞めた後に、出演作品を消してもらえるかどうかということについて紹介していきたいと思います。

 

1.過去に実例はあるのか

企画女優として数本の作品に出演したという程度であれば、そもそも顔バレや身バレを心配する必要があまりありません。

主役として大きく扱われていなかった、複数の女性で1本の作品に出演していたという出演の仕方になりますので、クローズアップされることが少なく、似ていると言われても「似ているだけ」と言い切ることも可能だからです。

 

しかし、単体女優や企画単体女優として数多くの作品に出演していた場合などは、引退した後の立場によっては、それらの作品が公開されていることがマイナスになるということもあります。

結婚した、出産した、まったく違った職種に就いたということが理由として考えられます。

こうした場合、過去の出演作品の販売停止などを求めることが可能なのです。

 

過去に「森下くるみ」という有名AV女優がいました。

日本で初めての「メーカー専属女優」という形式での12本の作品出演契約を結んだ、非常に珍しい女優でもあります。

 

顔立ちは「ロリ系」で、愛嬌がある感じでありながら、プレイ内容はどんなハードなものでもこなすというギャップが多くのファンをひきつけて大人気となりました。

ただ、そのプレイ内容がどんどんハードなものになっていくにつれて疲弊してしまい、2008年に惜しまれながら引退、その後は映画や舞台に女優として出演をしました。

同時に小説や雑誌のコラムを書く作家としても活動し、2015年に結婚、2016年に出産をしています。

 

彼女は2017年に「今後の活動のため」という理由で、過去に自分が出演していたAV作品の販売やネット配信などの非公開、停止について申し入れを行い、それが認められています。

このように今後の生活、活動に支障があると認められた場合には過去の出演作品を非公開にしてもらうという申し入れができるのです。

 

2.販売停止の申し入れの仕方

過去の作品の販売停止、公開停止などを求めたい場合は、まず過去に所属していたプロダクションに相談してみるのが良いでしょう。

すべてのプロダクションではありませんが、中にはこういった申請手続きに相談にのってくれるところもあります。

代わりに手続き申請をしてくれるという場合は任せても良いでしょう。

 

自分で申請を行う場合は、AV人権倫理機構」のホームページから申請用紙をダウンロードして準備を進めていきます。

申請用紙に、申請日、氏名、生年月日、所属時のプロダクション名を記載した上で、削除を希望するAVのタイトル、撮影を行ったメーカーの名前、作品に関するURLなどを記入して用紙を完成していきます。

 

販売停止希望理由としては、身バレや顔バレについて、学校や就職など社会生活や日常生活への支障、結婚生活や出産関係、販売期間の長さということが考えられます。

その中でも販売期間は大きなポイントとなります。

販売期間が長くなるほど受理されやすいと言われています。

 

申請書が完成したら、「AV人権倫理機構」に申請書を郵送します。

送り先は、

〒163-6002

新宿区西新宿6-8-1新宿オークタワー2F

MBE154 AV人権倫理機構 宛

です。

3.販売停止はなぜ生まれたか、その実情は

過去にはAVに強制的に出演させたり、メーカーやプロダクション側に有利になるような契約を無理に結ばせたりするということがあり、女優の人権が奪われるということがありました。

女優の人権を守るために「AV人権倫理機構」が発足したという経緯があります。

 

こうした背景には「再販売」ということも関係しています。

過去の作品は放っておけば注目されることもなく、自然と忘れられていきますが、過去の作品を再編集してオムニバス版として再販売されることがあるのです。

こうして過去の作品が再び世の中に出てしまうということと、こうしたオムニバス版の販売に関しては出演した女優に報酬が支払われないということが多くなったのです。

 

こうした状況を改善するために、AV人権倫理機構では販売から5年経ったAVは削除申請をできるように認めるということ、オムニバス版を販売する場合には出演した女優に対して使用料を支払うということを決定しました。

ただ、AV人権倫理機構の決定は法的な強制力や拘束力を持っているわけではありません。

そのため、協会や組合に加盟しているメーカーやプロダクションに対しては遵守させやすいのですが、加盟していないメーカーやプロダクションに対しては強制させることができないのです。

こうした理由から比較的スムーズに停止申請が通る場合と、なかなか通らない場合があるのです。

 

販売停止が認められやすいのは、所属していた事務所や制作メーカーが協会に加盟している、販売から5年以上が経っているというときです。

逆に認められにくいのは、所属していた事務所や制作メーカーが協会に加盟していない、販売開始からそれほど時間が経っていない、正当な契約によって撮影や配信が行われているという場合です。

 

メーカーやプロダクションが協会に加盟していない場合でも、その作品が、

  • 社会通念上問題がある
  • 出演時には未成年だった
  • 撮影に対して十分な説明がされなかった
  • 強制的に契約させられたものである

といった場合には法的に問題があるとされて、販売停止が認められる場合があります。

なかなか認められない場合には、こういった点から申請するのも良いのかもしれません。

 

また、あまり現実的ではありませんが、メーカーから著作権を買い取るという方法もあります。

ただ、こうした著作権は値段がつけにくいということもあり、高額になる可能性もありますし、メーカー側が応じない可能性もあります。

そのため、あまり現実的な方法とは言えません。

 

4.違法なアップロードについて

もし作品の販売停止、公開停止が認められてメーカー側が対応したとしても、違法にアップロードされた動画までが見られなくなるわけではありません。

こうした動画については、そのサイトの管理人に削除申請を行うこととなります。

 

サイトの管理人を特定し、削除の申請を行います。

その際、アップロードされているページの内容、削除理由などの通知を管理人に郵送することとなります。

もし管理人側が対応しない場合は、裁判所に削除依頼の仮処分を申し立てることとなります。

 

こうして違法アップロードされている動画については削除依頼を行うことができるのですが、すでに販売されたものを正当な手段で購入されて消費者にわたっているものについては削除することはできません。

あくまでもこうした削除依頼ができるのは、公開されているものが対象となるのです。

 

 

まとめ

AV女優を辞めて違う道を歩んでいく際に、過去の出演作品が公開されていることがマイナスになると感じることがあるかもしれません。

そういった際には、販売停止、公開停止を申し入れすることが可能となっています。

まずは所属していた事務所に相談し、どのようにしていくかを考えていくと良いでしょう。

スムーズにいけば、公開を停止することができます。